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足関節捻挫
- 2016年06月21日
スポーツ外傷の中で一番多いとされているケガが足関節捻挫です。
多くの場合、内返し捻挫と言われる形態をとります。
足関節捻挫において、一番多い損傷部は前距腓靭帯と呼ばれる部分で、足の外くるぶし(腓骨外果)の前下方にあります。
踵腓靭帯、後距腓靭帯と続きます。
又、発生の状況から(内返し)、下腿のちょうど横にある腓骨筋の腱が引っ張られて損傷する場合もあります。
外くるぶし(外果)の成長線閉鎖は18歳前後の為、足関節捻挫に合併して外果部の骨折をする場合もあります。
足関節捻挫を受傷した際は、速やかにRICE処置を行って下さい。
程度にもよりますが、足関節捻挫は3日程度のしっかりとした固定を施さなくては足関節の不安定性という後遺症を招く恐れがあります。
弾性包帯と湿布という簡単な処置では足りません。