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肉離れ
- 2016年06月20日
肉離れは、筋肉が急に伸ばされたり予期せずに筋肉の運動が起きた際に、筋線維(または筋膜)に部分断裂が起き発生します。
グレード1:自発痛、圧痛
グレード2:断裂部に軽度の欠損、痛みの為歩行に支障
グレード3:重度の欠損、損傷部を触ってもわかる
肉離れは二関節筋(二つの関節にまたがった比較的長い筋肉)に多く発症します。
1位:ハムストリングス(太もも裏 大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋)
2位:腓腹筋(ふくらはぎ浅層)
3位:大腿四頭筋(太もも前 大腿直筋・中間広筋・内側広筋・外側広筋)
4位:股関節
テニスのサーブの際に受傷する肉離れは「テニス脚」と呼ばれています。
肉離れに関しても「RICE」が必要です。 ※詳しくは捻挫をご覧ください。
もう一つ、やってはいけないのはマッサージです。
筋線維の部分断裂が起きている「肉離れ」に、マッサージのような機械的刺激を与えると、筋線維の断裂が進みます。
当然ながら痛みは強く、ケガは悪化します。
ケガの悪化は、治療期間の長期化や予後にも影響を与えます。
肩や腰にも、この肉離れは存在します。
肩こりや腰痛(慢性的)などで、マッサージの施術を治療院等で受けているのに改善しない方は、このケースになっている可能性があります。
※ 小学生サッカー選手